ミツモノログ

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低温調理器はどれを選べばいいのか(Anova/Joule/Omorc)

普段は妻が料理しますが、趣味で料理をするMitzです。今日は、ローストビーフや、鶏ハム、ヨーグルトが失敗なく作れてしまう低温調理器をご紹介します。 

低温調理器を選ぶポイント

低温調理器の始まりは、フレンチでフォアグラを焼くことによる脂の流出を減らすため、真空パックに入れたフォアグラを0.1度単位で加熱できるオーブンで調理したところまで遡ります。

一方で、肉を殺菌しつつ、固くならないように加熱する火入れはプロの技術として、膨大な経験と指導を元に行われており、食中毒の可能性を考えると、家庭では再現が難しいものでした。

低音調理は火入れと殺菌の両立を長時間、一定温度に保つ調理手法で解決した、焼く、煮る、蒸すに次ぐ第四の調理法と言われています。

色々な会社から低温調理器が出ていますが、実際に使っている経験から、どれを選ぶべきなのか考えます。選ぶポイントは、設置から片付けのしやすさ、温度の均質さ、操作性です。

軽く調べたところ、日本製についてはある程度情報も出尽くしてる感があったので、海外製を中心に紹介します。ちなみにMitzはAnova culinary を使っております。

 

Anova culinary

 低温調理器が流行り出した初期からあったのがこのAnovaです。デザインも良く、bluetoothWifiによる遠隔操作も可能です。

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Anovaアプリ画面

温度設定は0.1度単位から可能で、内蔵されているファンによる水流で温度が保たれるようになっており、この辺は各社共通かと思います。

取り回しですが、取り付け用のパーツがねじ込み式になっており、安定性がある一方で、ワンタッチで設置はできず、若干の面倒さはあります。

私としては気に入っているので買い換えることはありませんが、今から買うのであれば取り回しの良さそうなnanoモデルを買います。値段も安価です。

公式サイトではFather’s dayやCyber Mondayにセールをやるのでそちらで買うと安く買えます。

 

Chef steps joule

ChefSteps CS10001 Joule Sous Vide, White/Stainless by ChefSteps

ChefSteps CS10001 Joule Sous Vide, White/Stainless by ChefSteps

 

 

Jouleは料理サイトも運営しているchef stepsが開発した低温調理器です。

特徴として、

  1. 操作画面がなく、アプリ経由で操作
  2. 容器の底に磁石があり鍋にくっつく
  3. ファンによる循環式ではなく、ポンプによる循環式で水位が低くても使える

見た目もスタイリッシュで細く、扱いよさそうですが、amazon.comでのトップレビューはやや低めです。曰く、「なぜ水を温めるためにBluetoothにつなぐ必要があるのか、温度ダイアルを持っていないのか?」だそうです。

すごくスマートで個人的には大好きですが、Bluetoothがうまく接続されなかったりすることがあるならば、料理をするまでに挫折しそうです。

 Omorc 低温調理機

 ひと昔前であればAnovaとJouleは低温調理機のデファクトスタンダードでした。

今は、中国メーカーから安価な機械が出ています。BluetoothWifiはついていませんが、水を温めるのに必要でしょうか?

設定した温度に温めるセンサー、ヒーター、ファンがついているだけでよければ、Omorcは6,000円を切る値段で販売しています。

レビューを見る限りは機能的な問題はなさそうですし、後発ならではの水流の工夫もされていそうで、これから低温調理にチャレンジしようという人にはもうこれでいいんじゃないでしょうか。

 

おわりに

低温調理に限らず、調理器具は高いものを買ったからといっておいしくなるわけではありません。Omorcでまずは試してみて、不満があれば他の商品に行くのもこの値段ならありだと思います。肉の火入れのレベルを上げてくれたり、ヨーグルトを作れる低温調理器は皆さんの食生活のレベルを上げてくれますよ!!

 

低温真空調理のレシピ

低温真空調理のレシピ